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下記に紹介するコンディショニングは、ゴルフを中心としたものですが、テニスや野球にも当てはまります。
下記のふきだしにあるのは、ゴルフの雑誌などでよく見かける一般的な指導例です。
しかし、言葉だけでなんとなく出来るような雰囲気になっても、実際に「母指球に体重を感じる」って、どうやれば良いのか全く分かりませんよね?
そこで、ゴルフのハウツーでよく言われる指導例を、体玄塾式コンディショニング用語で具体的に翻訳してみました。
注) 下記の例はすべて右利きの場合となっています。
具体的なコンディショニング
ウェイトを持たないでハングクリーンを、右片脚でスタートし左片脚でキャッチできるようにドリル練習をしましょう。そこまでに約100のドリルをします。
腸腰筋スィットアップ、ストレートアームラットプルダウン、ストレートアームプルオーバー、ウェイトを持たないでハングクリーン。
右片脚でスタートし左片脚でキャッチできるようにドリル練習をしましょう。
ウェイトを持たないでハングクリーンを。
フロントラットプルダウン右パーシャルムーブメントで「ため」をつくり、「ため」が効いたバックスイングトップの状態で、片脚デッドリフトを等速でできるよう 、ドリルを練習しましょう。
肩甲骨だけを前後左右交互に素早く動かすドリル、頭部と体幹を逆方向へ回転させるドリルをしましょう。
右フットフレクションで土踏まずのアーチを造るドリル、右片脚デッドリフトでそのアーチを意識して、それができたら逆スイングを。
そのとき右片脚デッドリフト意識、土踏まずのアーチの感覚で床を足裏でつかむ意識、「ため」が効いたバックスイングトップの状態で片脚デッドリフト意識をする。
と、書いてみましたが、実際はこんなに一度に意識をすることはできません。
ですからそれぞれドリルで反射的にできるまで準備してから逆スイングをします。そのとき一つ意識するとしたら、床を足裏でつかむ意識を指示します。
準備の準備ドリルが必要ですから、50以上のドリルになります。
正しく重心移動ができれば自動的に緩めることができます。
相田みつをさん曰く、「入力不力、力を入れて力まず。でもむずかしいんだなあ」
手の力を抜くには下半身や体幹へ、自動的瞬間的そして正確に力が入らなければならないのです。
これができればすべて完成なのですが、これを体得するのはとてもむずかしいのです!
ですから、この感覚をつかむために、100近くのドリルを継続的に行います。
スポーツトレーナーや指導者の一言。
大事なアドバイスなのに、なかなか身体で覚えられず、歯がゆい思いをしたことはありませんか?
体玄塾ではそのような「たった一言」を、身体のために翻訳した言葉…ドリルにしてスポーツコンディショニングを行います。
ほんの少しの簡単なドリルを組み合わせてゆき、ドリルをたどってゆけば、必ず身体に通じます。
そのように、誰の身体でも体玄塾のコンディショニング言語が理解できるようになるのです。
ひとつのドリルは、次のドリルの予習になるように作られています。頭脳では理解できなくても、ドリルは身体のための言葉です。
そのため、脳が理解する言語での指示は「上へ、下へ、押して、引いて、仰向け」こんな簡単なものだけです。
ドリルのスタートはターゲットの筋肉へ、脳からの「収縮しろ」という神経伝達を良くする施術や、特別なストレッチから始まります。
これを行って初めて、この後の「意識して下さい」という言葉が身体に通じるようになるのです。
これがないトレーニングでは、単に筋バランスを崩すのみとなります。
ゴルフ用ドリルで重要なのが、手と手を合わせたドリルに仕上げることです。
そうでなければスイングは変わりません。
手を腰や肩に置いてスイングや、メディスンボール投げで感触がつかめても、クラブを手に持つと感触がつかめません。からだは繊細なのです。
指導者の言葉では「母指球に体重を感じると、体重移動がスムーズになる」と簡単そうに聞こえますが、身体には複雑過ぎて理解できません。
体玄塾ではレッスンプロの言葉を身体に解るよう翻訳して、コンディショニングを行ってゆきます。
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